「AnkerMake M5C」は、前モデル「AnkerMake M5」から、モニタリング用AIカメラやタッチスクリーンを省き、よりシンプルでコンパクトになった廉価版3Dプリンターです。
AnkerMake M5の基本機能を取り入れ、シンプルなワンクリック機能を備えたAnkerMake M5Cは、プリンタ本体のセッティングやプリントジョブの管理など、すべての操作をPCやスマートフォン（AnkerMakeアプリまたはAnkerMake Slicerソフトウェア）から行うことで、タッチスクリーンを廃止。また、タッチスクリーンと共にAIカメラも取り除かれたが、アプリやスライサーを通してプリントの進捗状況をモニターし、異常がないかを確認することが可能です。
AnkerMake M5の高速プリント機能など、基本性能をそのまま受け継ぐAnkerMake M5Cは、効率を最適化するためプリントヘッドとフィラメントパスを再設計。コンパクトで軽量なヘッドデザインは冷却機能を改善し、フィラメントの振れ検出をツールヘッドに直接統合。オールメタル製ホットエンドは、最高300℃（M5は260℃）のプリント温度を可能にし、これまで以上にクリエイティブな可能性を広げます。
AnkerMake M5から若干小さくなった220×220×250mmのプリントエリアと、AnkerMake M5と同じPEIビルドプレートを持つAnkerMake M5Cは、完成したプリントジョブを簡単に取り外すことができ、優れたプリントキャリッジとモーションシステムは、安定性を損なうことなく精度を高めるために綿密に再設計されました。

【AnkerMake M5C の特徴】
■ Play in One Click
操作ボタンは一つだけ。簡単動作で迷うことはありません。ワンクリックで印刷/一時停止などの機能を割り当てることができます。
■ プリント時間を約75％短縮
AnkerMake M5Cは、PowerBoost 2.0テクノロジーと軽量エクストルーダーにより0.1mmの精度を維持しながら最大500 mm/sのプリント速度を実現します。
■ 300℃対応ノズル・35mm³/s押出流量
300℃まで対応するホットエンドで様々な樹脂に対応可能。35mm/sの押出流量により高速造形時も優れた造形ができます。
■ より簡単で誰にでも使える
簡単でわかりやすい操作で、お子様でも教育分野でも、様々な用途にお使いいただけます。
■ ダイレクトエクストルーダー
TPUなどの柔らかい樹脂の造形も可能です。
■ 使いやすいAnkerMakeアプリ
新しいAnkerMakeアプリを使えば、初心者でも簡単に3Dプリンターを操作できます。
■ 7×7オートレベリング
オートレベリング機能により精度の高いプリントが可能。
■ PEIソフトマグネットシート　
モデルの取り外しが簡単なPEIソフトマグネットシートを採用。
■ 0.1ｍｍの高精度なプリント技術
高速プリントでも安定かつ精緻な造形が可能。
■ 先進のアルミニウム合金
CNC削り出しの高級感のある低振動で安定したボディを採用。
■ 独自の簡単スライサーソフト
3DプリンターをスマートフォンやPCに接続し操作が可能。

【AnkerMake M5 製品仕様】
● 製品名：AnkerMake M5C
● プリント方式：FDM（FFF）
● プリントエリア：220×220×250 mm
● プリント速度：500 mm/s
● プリント加速度：5000 mm/s²
● プリント精度：0.1 mm
● 最大ノズル温度：300℃
● 最大ヒートベッド温度：100℃
● 付属ノズル径：0.4mm
● 対応素材：1.75mm PLA、PETG、PET、ABS、TPU、PA、PLA-CF、PETG-CF、PA-CF
● オートレベリング：49 (7 x 7) ポイント
● ヒートベッドの素材：PEI ソフトマグネットシート (スチール製)
● 対応スライスソフト：AnkerMake Slicer、Ultimaker Cura、PrusaSlicer
● スライサー対応ファイル形式：STL、OBJ
● データ転送方法：WiFi、Bluetooth、USB-C
● 本体サイズ：466×374×480 mm（フィラメントホルダーを除く）
● 本体重量：約9.6 kg
● 保証
　3Dプリンター本体：ご購入日より1年間
　メンテナンスパーツ類：ご購入日より14日間

【付属品】
3Dプリンター、電源コード、工具、フィラメントホルダー、クイックスターターガイド